介護支援専門員は一般的にケアマネジャーと呼ばれ、介護サービスの管理者としての役割を担います。都道府県知事の登録を受ける公的な資格となります。
介護計画(ケアプラン)を立てたり、サービスの利用状況をモニタリングしたり、状況に応じてサービスの調整・変更を行ったりするほか、介護保険制度でケアプランを作成し報酬を受け取ることができる唯一の資格となっています。
介護資格の中では難易度が高く、受験資格を得るためにも一定の医療や福祉に関する資格と実務経験が必要です。
介護支援専門員 受験資格
▼実務経験5年以上、かつ従事した日数が900日以上で受験が認められる条件 | |
(A)右の資格の取得者 | 医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、栄養士、管理栄養士、精神保健福祉士 ※この場合の実務経験は、資格に基づく業務であること |
(B)指定された相談援助業務の指導者 | ※該当する業務は細かく指定されている |
(C)指定された介護等の業務に従事するもので、試験の前日までに右の資格を満たしているもの | 社会福祉主事任用資格、介護職員初任者研修課程もしくは実務者研修またはこれらに相当する研修(社会福祉士越超資格認定講習会等)の修了者、(A)の資格を習得、(B)で指定された相談援助業務従事者として1年以上勤務 |
▼実務経験10年以上、かつ従事した日数が1800日以上で受験が認められる条件 | |
(D)指定された介護等の業務に従事するもので、(C)の條件に該当しない者 |