介護福祉士は、法律で定められた国家資格です。
介護福祉士の定義
「介護福祉士」とは、介護福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護(喀痰吸引その他のその者が日常生活を営むのに必要な行為であって、医師の指示の下に行われるものを含む)を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とするものをいう。
(「社会福祉士及び介護福祉士法第2条」より)
身体や精神に障害をお持ちの方に対して、入浴や排泄、食事などの介護や、介護に関する指導を行う専門能力を持つと証明する資格となります。専門知識とともに、さまざまな状況に対して臨機応変に対応する力が求められます。
上記の定義にあるように、一部の医療行為も実施できるようになりました。喀痰吸引などは以前は看護師などにのみ認められてていましたが、2011年より研修を修了した介護職員も行えるようになっています。2015年以降に介護福祉士の資格をとる人は、受験資格を得るまでの課程に含まれていますので、資格を取れば誰でも実施できるようになります。